【19世紀末から20世紀初頭】【アールヌーヴォー】【猛禽類と芍薬のポルトルイドール】フランス・アンティーク&ヴィンテージ品 [al178737600]

【19世紀末から20世紀初頭】【アールヌーヴォー】【猛禽類と芍薬のポルトルイドール】フランス・アンティーク&ヴィンテージ品 [al178737600]

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商品詳細

【図柄など解説】
19世紀末〜20世紀初頭のフランスのアンティークのコインホルダーです。
通称ポルトルイドール。
アールーヌーヴォーの特徴がよく現れたデザインで、表面はグリフォンにも見える猛禽類とアカンサスの絵柄、裏面は芍薬(シャクヤク)の絵柄です。
とても奥行き、立体感を感じさせる素晴らしい彫りです。
芍薬面にDEPOSE(商標登録)と刻まれています。右側は作家名あるいはメーカー銘が刻まれていますが不明瞭で解読できませんでした。
本品はポルトルイドールに見られるタイプのひとつ、懐中時計とそっくりの形、円形で、ボタンを押すと勢いよくパカッと蓋が開き、中にこちらのものと同じ、スプリング式のホルダーが内臓されています。
ボタン部分は元々のオリジナルのボタンが欠損していた為、手元にあったネックレス用の淡水パールを装着しました。
ハンドル部分はぐるぐると可動します。
中のコインを仕込む部分はしっかりとバネが利いていて、問題なく使用できます。
日本の硬貨では50円玉が入ります。

動画はコチラ https://twitter.com/antiquelabarum/status/1463465268756291588


※ポルトルイドールのルイドールというのはかつてフランスで製造されたルイドール金貨を意味します。
ルイドール金貨はルイ13世によって1640年に最初に製造されました。その後、1789年のフランス革命によりルイドール金貨は製造を停止させられました。
実際にこの金貨を入れて持ち運ぶものでは無いので何故単なるコインホルダーなのにルイドール、を冠するのかは分かりませんが、フランスアンティーク市場ではコインホルダーではなくこのポルトルイドール、が通称になっています。
  
【素材】
 合金 真鍮 銅 表面にシルバーメッキ 淡水パール 
【重量】
 25.0g
【サイズ】
 高さ42/φ31/厚み16mm

【備考】
*アンティーク、ヴィンテージ、中古品は経年変化による変色、汚れ、染み、傷、破損等ございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。
*チェーンは撮影用小物です。付属品ではありません。

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