【シルバー製ルリケール聖遺物入れ】【十字架のイエスとマグダラのマリア】【弦月の聖母】フランス・アンティーク&ヴィンテージ聖品 [al164820800]

【シルバー製ルリケール聖遺物入れ】【十字架のイエスとマグダラのマリア】【弦月の聖母】フランス・アンティーク&ヴィンテージ聖品 [al164820800]

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商品詳細

【図柄など解説】
聖遺物が収められた(小さな)入れ物をフランス語でルリケールなどと呼びますが、
よく見かける一般的なルリケールは片面がガラスか樹脂の窓で中が覗けるようになっておりそこに聖遺物が収められている(封蝋されています)(開封はできません)タイプですが
こちらは元から開閉ができる事を前提としたロケット型です。
両面金属面で蝶番で『開けるのを前提にした構造」タイプで、中に何かが収められているものをそもそも見かけた事が無いので、このタイプは元々中身は無く空がデフォルトで持ち主が巡礼地の記念品や
手に入れた聖遺物を自ら納めるスタイル、で使用するものなのかもしれません。
こちらはバチカンが欠損していた為、手持ちのカニカンとメダイをセッティングしてペンダントトップとして使用できるように致しました。
以前こちらと同じスタイルのものでバチカンが残っているものを入手した事がありますがそちらはバチカン部分にシルバーの刻印が打たれていました。
こちらの品は明らかにシルバー製、刻印は恐らく、欠損したバチカンの方に打たれていたはずです。
全体的にシルバー独特の黒ずみ(硫化)でアンティークシルバーらしい、いい塩梅の色合いになっています。
表面の絵柄は十字架上のイエスとそれを見届けたマグダラのマリアです。
キリスト教関連絵画ではマグダラのマリアは髪を下ろした姿で描かれます。
表面はフランスアンティークにしては珍しく、どちらかというとドイツ聖品によく見られるMondsichelmadonna(独)弦月の聖母 
「ヨハネの黙示録」十二章一節で描かれています。
『また、大いなるしるしが天に現れた。ひとりの女が太陽を着て、足の下に月を踏み、その頭に十二の星の冠をかぶっていた』
聖母の周りにはフランス語でMARIE A ÉTÉ CONÇUE SANS PÉCHÉ(原罪無くして宿り給いし聖マリア)
中に仕込んだメダイの片方は表面は絶えざる御助けの聖母、裏面はイエスの御心、もう一方は裏面は幼きイエスの聖テレーズ
聖テレーズの有名なフレーズ『私は天から薔薇の雨をこの世に降らせましょう』からの、薔薇型のメダイです。
目立つ歪み、キズ等無く非常に良い状態です。
欧州ではルリケールはどの聖人由来かにもよって価格は異なりますが、全体的にとても高額で取引されています。
今回は中身はありませんがとても良い物、しかもマグダラのマリアが描かれているというレアな品を入手できました。
ルリケールお探しの方は是非この機会お見逃し無く。

【素材】
 シルバー 真鍮 合金 シルバー鍍金 シルバー色金属メッキ
【重量】
 合計で6.6g
【サイズ】
 ケース本体23/19mm/厚み7mm(バチカン除く)

【備考】
*アンティーク、ヴィンテージ、中古品は経年変化による変色、汚れ、染み、傷、破損等ございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。
*チェーンは撮影用小物です。付属品ではございませんのでご注意下さい。

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