【スタンホープ】【シルバー製聖母像型】【ルルドの聖母】フランス・アンティーク&ヴィンテージ品 [al153421800]

【スタンホープ】【シルバー製聖母像型】【ルルドの聖母】フランス・アンティーク&ヴィンテージ品 [al153421800]

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商品詳細

【図柄など解説】
シルバー製のルルドの聖母像型のスタンホープです。
バチカンを通す輪の部分にシルバーを証明する半月状の刻印あり。
*スタンホープとは*
スタンホープレンズと呼ばれる、直径3mmに満たない小さなレンズが中央にセットされており、光にかざして中を除くと内側に仕込まれたマイクロフィルムを見ることができます。
1800年代半ばにフランスの写真家Rene Dagronにより発明・改良された後、お土産物などに付けられ、人気を博しました。
マイクロフィルムや顕微鏡レンズが先端技術だった当時、それこそ紳士淑女のドヤ顔アイテムだったと想像に難くありません。
聖品でスタンホープレンズが仕込まれてるものの大半は牛骨製(乳白色)のなんだかプリミティブな模様のクロスで、大体ロザリオの先端などにつけられているのですが
個人的にはそのクロス自体のデザインは好きではなく、その為見かけてもあえて仕入れる事はしていませんが、ごく稀にこのようなシルバー製で珍しい形状の物が見付かる事があり、その時は購入を試みますが
相場がかなり高い上に当店の値段に収まる価格の物しか買い付けられないので、なかなか、入手が難しい品の一つです。
今回はスタンホープでキリスト教関連モチーフの品としては完璧な、「ルルドの聖母像型」これは本当に滅多にお目にかかれません。
手を合わせ祈るこの聖母は「ルルドの聖母」このスタイルはあまりにも有名です。
中を覗くと白黒写真風のルルドの聖母出現場面、ルルドの洞窟内祭壇など、3場面が見えます。
SOUVENIR DE N.D.DE LOURDES(ルルドの聖母の記念品)とフランス語で書かれています。
この時代のシルバー聖品、特に立体のクロスやミニ聖像にありがちな、薄い板をプレスしたものを表裏から張り合わせてロー付け(溶接)して立体にしてある中空構造で、見た目より軽いのが特徴です。
中空構造の為衝撃や圧力に弱いため、その為どこかしらつぶれた箇所があるのが普通ですがこちらの品は大きな凹みも無く、完璧です。
このプレスした薄い板を両面で張り合わせる製法はアンティークによく見られます。現代はわざわざこんな手間隙かかり更にコストがかかる製造法よりも安くて丈夫な鋳造法(キャスト)で一発で作るので、
古き良き時代、良い物を作るにはコストを惜しまない、またコスト掛かっても回収できる余裕があった時代、の産物ですね。

【素材】
 シルバー 刻印あり
【重量】
 0.9g
【サイズ】
 36;11mm (バチカン除く)

【備考】 
*アンティーク、ヴィンテージ、中古品は経年変化による変色、汚れ、染み、傷、破損等ございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。
*チェーンは撮影用小物です。付属品ではございませんのでご注意下さい。
*希少品につき個数割引対象外です。

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