【図柄など解説】
イギリスのアンティーク
モルフォ蝶の翅装飾のシルバージュエリーです。
ドーム状にカーブしたガラスの内側にモルフォ蝶を施し
青空に見立て、※ヴィクトリアの滝（ヴィクトリアフォールズ）の風景を表現した絵画になっています。
モルフォ蝶の翅を使ったアクセサリーは19世紀初頭に英国で大流行しました。
まさにヴィクトリアンアンティーク
かのヴィクトリア女王もその美しさを愛し、当時の職人たちにモルフォ蝶を使用した装身具を制作させました。
その後、アールデコの時代（1920〜30年代）にモルフォ蝶アクセサリー人気が再燃し、昔ながらのシルバー土台にモルフォ蝶にドームガラス、のシンプルなデザインのものから、モルフォ蝶を背景の空に見立てた、有名観光地の景色バージョン、モルフォ蝶の翅の青を背景に有名な人物やオーダーした人物の肖像画バージョン、など
様々なバリエーションのものが作られました。
今回の品は1920年代のものでギリギリアンティーク（※100年経過したものをアンティーク、それ以降のものはヴィンテージ）
裏側にはMADE IN ENGLAND　STERLING SILVER
海外への輸出用に製造されたものです。

※ヴィクトリアの滝　Victoria Falls
デイヴィッド・リヴィングストン（ヨーロッパ人で初めて　当時「暗黒大陸」と呼ばれていたアフリカ大陸を横断したスコットランドの探検家/宣教師/医師）
が1852年から1856年にかけてザンベジ川の上流から河口にかけて探検し、1855年11月16日にヨーロッパ人として初めてこの滝を目にするに至った。ヴィクトリアの滝を見て非常に感銘を受け、イギリスのヴィクトリア女王に因んで「ヴィクトリアの滝」と英名を付けた。彼は滝について以下のように記している。
「イギリスにあるいかなる物からも、この美しさを想像することはできません。ヨーロッパの人々がかつて目にしたことのないものです。でも、飛んでいる天使達の目にはこのすばらしい光景が見えていたに違いありません。」

品物の状態はとてもよく（画像参照）表も裏も凹み等なしです。
ペンダントトップとして大きすぎず小さすぎずちょうどよいサイズです。
ちょっと太目で長めのチェーンなどに通してペンダントにして頂くと
冬のヴォリュームのあるタートルネックセーターなどの上にもよく映える素敵アクセサリーになるはずです。
　　
【素材】
　シルバー925（刻印あり）MADE IN ENGLAND　STERLING SILVER　ガラス、モルフォ蝶の羽　
【重量】
　3.0g
【サイズ】
　オーバル部分（ワカン除く）27/22mm　厚み6mm

【備考】
＊アンティーク、ヴィンテージ、中古品は経年変化による変色、汚れ、染み、傷、破損等ございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。
＊チェーンは撮影用小物です。付属しません。