【仕様　図柄など解説】
1900年初頭のフランスアンティークガラス珠ロザリオです。
アンティークロザリオでは樹脂珠ロザリオ、ウッドビーズ珠ロザリオが主流を占める中で、ガラスの珠は段違いに人気があり良いものが見つかることはなかなか難しく貴重です。
ガラスロザリオでは圧倒的に紫、クリア系の色が多いなか、ブルー、しかもこのような緑がかった水色、まるでアクアマリンのようなカラーは
とても珍しく、当店でも数える程しか入手してきませんでした。
更に本品のようにクロス、センターメダイ、その他パーツ全てシルバー製というのはとても貴重です。
そして栄唱の珠に花座付、は更に希少です。
センターメダイとクロスは美しい透かしで、センターメダイは聖母を象徴する聖花の百合のデザイン、
クロスはフランス王家の象徴、フルールドリスがこっそり隠れています。
クロスはバチカンを通すワッカの部分に、センターメダイは左側百合のすぐ脇にシルバーを意味するフランスシルバー刻印が打たれています。
センターメダイのすぐ下の珠（栄唱の珠）だけ花座が不足しています。
首にかけてちょうどうなじの部分の天使祝辞の珠がひとつ不足しています。


【素材】
　シルバー　ガラス
【重量】
　27g
【サイズ】
　全長45.8cm　輪部分62cm（頭からそのままかぶれます）　
　　珠　φ7mm
　珠数58個　1個不足

【備考】
＊ロザリオとはキリスト教（カトリック）における聖品の一つで聖母に祈りを捧げる際に手繰りで祈りの回数を数える為のものです。
（西洋版数珠）最もポピュラーなものは5連のタイプのもので珠数は合計59個になります。
＊アンティーク、ヴィンテージ、中古品は経年変化による変色、汚れ、染み、傷、破損等ございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。