【図柄など解説】
1900年代のマッチケースです。別名ヴェスタケース。
ヴェスタという短いろう製のマッチを収納する小さな携帯用ケースで、1800年代前半以降、爆発的な喫煙ブームと共に
屋外にマッチを持ち出せるように実に様々な素材や形状のものが作られるようになりました。（1890年から1920年にかけて、幅広く生産されました。）
多くのヴェスタケースは当時のヴェスタ（現代のマッチより短め）が収まるように作られているので、現代の長めのマッチは収まりませんが、
こちらは比較的奥行きが長めで現行品のマッチもすんなりと収まります。
よくあるのは底面に着火するためのギザギザ等擦る部分がありますが、こちらは蓋上面にあるタイプです。
本体は真鍮製で表面にシルバー色の金属メッキが施されています。
柄はフランスアンティークでおなじみのフルールドリス、以前全面に小さなフルールドリスが配置されたバージョンを取り扱いましたがhttp://labarum.ocnk.net/product/1848
今回は前面にとても大きなフルールドリスがひとつ、とてもインパクトのあるデザインです。
開閉に問題一切無し。閉じるときもパチンと気持ちよく、しっかり閉じます。
フルールドリスの裏側下やや凹みあり。気になる方はご遠慮下さい。
開閉問題なし、現行品のマッチ棒を普通に入れて使えるという、アンティークですが実用品。
ピルケースや、ロザリオを入れて持ち歩くのも素敵かと思います。
フルールドリスの模様やパーツ付のものは、聖品であるなしに関わらず、非常に人気で欧州でも高額で取引され、なかなかに入手困難なジャンルです。
この機会是非お見逃しなく。

【素材】
　真鍮　シルバー色金属メッキ
【重量】
　21.5ｇ
【サイズ】
　58；筒部分φ18；最大幅22mm

【備考】
＊アンティークですので、経年変化による変色、汚れ、染み、傷、破損等ございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。
い致します。
＊希少品につき個数割引対象外品です。