ヨーロッパで実際に使われていたアンティーク・ヴィンテージ聖品です。
永い年月を経て味わいのあるお品となっております。
【図柄など解説】
とても美しい透かし装飾細工のブレスレットです。
ミルグレイン風の装飾で、葉や茎、小花が絡み合ったような植物文様と紋章のデザインがとても美しい品です。
とても面白い題目で、5コマのそれぞれ中央には紋章のデザインがあり、左からマントン、カンヌ、モナコ、ニース、ジュアン・レ・パンと、フレンチリビエラ、地中海沿いの有名な観光地域圏コートダジュールの
5つの町(都市、国)の紋章です。
左端はドラゴンを退治する聖ミカエル=マントンの紋章。(画像参照)
マントン(Menton)は、フランス南東部のコート・ダジュールにある町で、リゾート地としても知られる。イタリア国境に近く、フランス人だけでなくイタリア人も多い。
かつてはモナコ公国の領土であったが、1860年にフランス領となり現在に至っている。
左から2番目は羽とフルールドリス=カンヌの紋章。(画像参照)
カンヌ(Cannes)は、フランス南東部の、地中海に面する都市の一つ。プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏、アルプ=マリティーム県に属する。
中央のfusil:縦長の菱形が敷き詰められているのはモナコの国章。
モナコ公国(モナコこうこく)、通称モナコは、西ヨーロッパの立憲君主制国家。都市国家であり、首都モナコ市がそのまま全領土となる、
世界で2番目に小さいミニ国家で、国連加盟国の中では世界最小である。フランスの地中海沿岸地方コート・ダジュールのイタリアとの国境近くに位置する。
右から二番目の海に浮かぶ岩の上の鷲はニースの紋章。
ニース(Nice)は、フランスの南東部に位置する都市で、アルプ=マリティーム県の県庁所在地である。地中海・コート・ダジュールに面する、世界的に有名な保養地・観光都市である。
右端のクロスとフルールドリス、小さなクロスの郡の絵柄はアンティーブの紋章。ジュアンレパンはその都市の主要な町のひとつです。
ジュアン・レ・パン(Juan-les-Pins)はフランス南部の地中海・コート・ダジュールに面した都市アンティーブ(カンヌとニースの間に位置)の主要な町で、コートダジュールの地域圏の
有名なリゾート地のひとつである。
本品にはメダイが古い糸でくくりつけられておりましたが、糸が破損気味なのと無粋だったので取り除き、引き輪を付けて着脱可能にしました。
メダイの柄はこのコートダジュール5箇所のそれぞれの紋章がひとつの紋章のようになっているデザインで、裏面にはフランスのシルバー800以上の製品につけられるイノシシの顔の刻印と
FIUGRANE(メーカー、工房名) DEPOSE(商標登録)と打刻されています。
この手の透かしブレスレットは当店では3つ目ですが、こちらもまた、とても素晴らしく、なおかつ出所の分かる刻印がされたメダイ付き、ということで希少度はかなり高い品です。
【素材】
シルバー(800以上 刻印あり) メダイにつけた輪カンと引き輪は合金製
【重量】
ブレス本体 16.2g メダイ 6.3g
【サイズ】
本体18.8cm、 パーツサイズ18:35mm メダイ 29;25mm(バチカン除く)
【備考】
*アンティークですので、経年変化による変色、汚れ、染み、傷、歪み、破損等あることがございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。
*希少品につき個数割引対象外です。