【アンヌ・ド・ブルターニュ紋章エルミーヌ】【20世紀初頭マッチケース】フランス・アンティーク品 [al1875]

【アンヌ・ド・ブルターニュ紋章エルミーヌ】【20世紀初頭マッチケース】フランス・アンティーク品 [al1875]

販売価格: 28,800(税込)

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商品詳細

【図柄など解説】
フランス王ルイ12世妃でありブルターニュ女公のアンヌ・ド・ブルターニュの紋章エルミーヌ(オコジョ)※1
とエルミーヌ・プラン※2をあしらった1900年代前半〜のマッチケースです。

※1エルミーヌの歴史〜
〜エルミーヌ、またはオコジョは、14世紀後半にブルターニュ公ジャン4世の紋章の動物となった。
紋章のエルミーヌは後で、教会や城を含む数多くの場所に登場するようになった。
庶民の伝承によると、アンヌ・ド・ブルターニュが自らの宮廷を引き連れ狩猟に出かけたとき、汚い湿原を横切るよりも死を選ぶという白いオコジョを見つけた。
このエピソードは、女公アンヌのモットー"Potius mori quam foedari"(不名誉よりも死を)にインスピレーションを与えたとされる
*エルミーヌ=アーミン(英: Ermine、古仏: 仏: Hermine)は、紋章学においてオコジョ(シロテン)の毛皮を表すティンクチャー。(画像参照)
※2エルミーヌ・プラン
BRETAGNE *ブルターニュ ブルターニュ (フランス語: Bretagne)は、フランス北西部にある地域。
かつてはブルターニュ王国、そしてブルターニュ公国という独立国だったが、1532年にフランスに併合され州となった。ブルターニュは6つあるケルト国の1つとみなされている
時には、現在のブルターニュ地域圏と区別する目的で「歴史的なブルターニュ」(Bretagne historique、ブルターニュ・イストリック)と呼ばれることもある〜

ラバルムではブロワ城主達の4紋章(ルイ12世=ヤマアラシ、妃アンヌ・ド・ブルターニュ=エルミーヌ その娘クロード・ド・フランス=矢の刺さった白鳥、婿のフランス王フランソワ1世=サラマンダー)
この4紋章は昔から現在に至るまでフランスでとても人気で沢山の工芸品やアイテムが作られ続けています。
https://labarum.ocnk.net/product-list?keyword=%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%A5&Submit=%E6%A4%9C%E7%B4%A2
その中でもこの「エルミーヌ」は一番人気で、アンティークでも様々なアイテムが多く作られてきました

このマッチケースはつい先日、同型でモチーフ違い、ルイ12世とアンヌの娘クロード・ド・フランスの紋章
矢の刺さった白鳥をあしらったバージョンを販売致しました(売約済)

マッチケースというとヴェスタケースが有名ですが
(当店でも沢山扱ってきました)こちらはその時代より後のものです。中に古いマッチが仕込んでありますがこの手の使い捨てマッチをそのまま収納する為のアイテムです。
ボタンの部分にラピスラズリを思わせるものがセットされています。
真鍮製で表面にシルバーメッキが施されておりますが経年によって摩耗し地金の真鍮色が強く出ています。
アンティークとしての状態はとてもよく良品で、開閉はしっかりとバチンと気持ちよく閉じます。

【素材】
 真鍮製にシルバーメッキ 
【重量】
 34.9g
【サイズ】
 63/51mm

【備考】
*アンティーク、ヴィンテージ、中古品は経年変化による変色、汚れ、染み、傷、歪み、破損等あることがございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。