【エングレーヴァーB.WICKER作】【LE CALVAIREゴルゴダの丘】【磔刑図オラトリー】フランス・アンティーク&ヴィンテージ聖品 [al180323400]
【エングレーヴァーB.WICKER作】【LE CALVAIREゴルゴダの丘】【磔刑図オラトリー】フランス・アンティーク&ヴィンテージ聖品
[al180323400]
販売価格: 0円(税込)
商品詳細
【図柄など解説】
1900年代初期の著名エングレーヴァー、ベルナルド・ウィッカー(B.Wicker)が原版制作したオラトリーです。
画面下にフランス語で D'APRES VAN DYKE LE CALVAIRE B.WICKER GR.
ヴァンダイクによる「LE CALVAIRE ゴルゴダの丘」
LE CALVAIRE はラテン語でCalvaria、イタリア語でCalvario、英語でCalvary、「されこうべ」という意味で、ゴルゴダの丘をさします。
※日本のカトリック教会ではラテン語の Calvaria から派生した「カルワリオ」と呼ばれることがあり、ラテン語より派生した英語の「カルヴァリー(Calvary)」 はプロテスタントの教会の名前によく用いられるが、「ゴルゴタ」も「カルワリオ」も「カルヴァリー」も、すべて「頭蓋骨・髑髏」の意味である。
ゴルゴタの丘は新約聖書においてイエス・キリストが十字架に磔にされたと記されているエルサレムの丘のことで、イエスの磔刑をモチーフにした絵画をヴァンダイクも描いています。タイトルにある(ヴァンダイクによる)はヴァンダイクのこの絵画をさしています。
※ただし原画とはかなり絵が違いますが。
この素晴らしい絵の原画をエングレーヴィング技法で刻んだのは19世紀末から20世紀にかけて活躍したベルナルド・ウィッカーで
B.WICKER Grは Bernard wicker Graving(彫り)を意味しています。
泣く子も黙るB.WICKER作品は骨董市場でもコレクターが多く高額で取引されています。
有名な絵柄では1700年代のロココを代表するフランソワ・ブーシェの絵画を元に制作したものがかなり作られていますが、キリスト教モチーフの物は少なく、希少です。
ウィッカーはベルナルドのBの他にR.wicker、J.wickerに更にただのwickerもあり、恐らくそれらはベルナルドの兄弟か、ウィッカーの銘を継いだ弟子か何かの作品だと思います。
お札の原画を作る方法と同じエングレーヴィング(金属にビュランという先端が尖った専用の刃物を使って直接彫っていく)で、このような非常に細やかな原画が作られました。その原画、原版を元に量産(化学処理/エッチング)金属板によっておラトリーに仕立てられました。
*エングレーヴィング
エングレービング(engraving)とは版画の凹版技法のひとつで、ビュランというノミのような器具を使い、金属版に線を彫ります。
その溝にインクを埋めそれを刷って作品にする版画技術で、紙幣、有価証券等にも使われる技法です。この鋭い彫りを活かして、そのまま作品にする事もあります。
(手彫りの原版はワンメイクになる上に市場に出てくる事はまずありません)
洋彫りという名称で知られる、インチヂオーネ(イタリア語)は、まさにこのビュランで彫る技法で金属製のシガレットケースや装飾品に模様を彫ります。
ビュランで彫られた美しいインチヂオーネのアンティークは何度か当店でも取り扱いました。(今は全て完売)
ウィッカー作品は幾つか販売もしてきましたが
今販売中の他アイテムはこちら
https://labarum.ocnk.net/product/2879
今回のこのキリストの磔刑図の彫りは本当に素晴らしいです。まず密度が違います。光の当て方によって、まるで白黒写真の様なリアルな絵が現れます。
写真をじっくりご覧頂けたらこの素晴らしさが伝わるかと思います。
【素材】
合金 黒塗料
【重量182.1g
【サイズ】
144/67mm
【備考】
*アンティーク、ヴィンテージ、中古品は経年変化による変色、汚れ、染み、傷、歪み、破損等あることがございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。
1900年代初期の著名エングレーヴァー、ベルナルド・ウィッカー(B.Wicker)が原版制作したオラトリーです。
画面下にフランス語で D'APRES VAN DYKE LE CALVAIRE B.WICKER GR.
ヴァンダイクによる「LE CALVAIRE ゴルゴダの丘」
LE CALVAIRE はラテン語でCalvaria、イタリア語でCalvario、英語でCalvary、「されこうべ」という意味で、ゴルゴダの丘をさします。
※日本のカトリック教会ではラテン語の Calvaria から派生した「カルワリオ」と呼ばれることがあり、ラテン語より派生した英語の「カルヴァリー(Calvary)」 はプロテスタントの教会の名前によく用いられるが、「ゴルゴタ」も「カルワリオ」も「カルヴァリー」も、すべて「頭蓋骨・髑髏」の意味である。
ゴルゴタの丘は新約聖書においてイエス・キリストが十字架に磔にされたと記されているエルサレムの丘のことで、イエスの磔刑をモチーフにした絵画をヴァンダイクも描いています。タイトルにある(ヴァンダイクによる)はヴァンダイクのこの絵画をさしています。
※ただし原画とはかなり絵が違いますが。
この素晴らしい絵の原画をエングレーヴィング技法で刻んだのは19世紀末から20世紀にかけて活躍したベルナルド・ウィッカーで
B.WICKER Grは Bernard wicker Graving(彫り)を意味しています。
泣く子も黙るB.WICKER作品は骨董市場でもコレクターが多く高額で取引されています。
有名な絵柄では1700年代のロココを代表するフランソワ・ブーシェの絵画を元に制作したものがかなり作られていますが、キリスト教モチーフの物は少なく、希少です。
ウィッカーはベルナルドのBの他にR.wicker、J.wickerに更にただのwickerもあり、恐らくそれらはベルナルドの兄弟か、ウィッカーの銘を継いだ弟子か何かの作品だと思います。
お札の原画を作る方法と同じエングレーヴィング(金属にビュランという先端が尖った専用の刃物を使って直接彫っていく)で、このような非常に細やかな原画が作られました。その原画、原版を元に量産(化学処理/エッチング)金属板によっておラトリーに仕立てられました。
*エングレーヴィング
エングレービング(engraving)とは版画の凹版技法のひとつで、ビュランというノミのような器具を使い、金属版に線を彫ります。
その溝にインクを埋めそれを刷って作品にする版画技術で、紙幣、有価証券等にも使われる技法です。この鋭い彫りを活かして、そのまま作品にする事もあります。
(手彫りの原版はワンメイクになる上に市場に出てくる事はまずありません)
洋彫りという名称で知られる、インチヂオーネ(イタリア語)は、まさにこのビュランで彫る技法で金属製のシガレットケースや装飾品に模様を彫ります。
ビュランで彫られた美しいインチヂオーネのアンティークは何度か当店でも取り扱いました。(今は全て完売)
ウィッカー作品は幾つか販売もしてきましたが
今販売中の他アイテムはこちら
https://labarum.ocnk.net/product/2879
今回のこのキリストの磔刑図の彫りは本当に素晴らしいです。まず密度が違います。光の当て方によって、まるで白黒写真の様なリアルな絵が現れます。
写真をじっくりご覧頂けたらこの素晴らしさが伝わるかと思います。
【素材】
合金 黒塗料
【重量182.1g
【サイズ】
144/67mm
【備考】
*アンティーク、ヴィンテージ、中古品は経年変化による変色、汚れ、染み、傷、歪み、破損等あることがございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。
他の写真
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【商品のコンディションについて】当店のお品物はアンティーク/ヴィンテージ独特の風合いを損なわない様に軽度のクリーニングを施しております。永い年月を経て得たくすみ、キズ、錆び、歪みこそアンティーク/ヴィンテージの醍醐味でもあります。その旨ご理解頂いた上でのご購入をお願い致します。【アンティークとは製造から100年以上経過しているもの(1900年代初頭〜それ以前)ヴィンテージとはそれより若いもの(〜1900年代後半)を指します】【当店のメダイに関しては年代のはっきりしないものが多い為アンティーク・ヴィンテージと両方表記させて頂きます】【バチカン(付属品)について】当店取り扱い商品にはバチカン(ネックレスを通す金属製のワッカ)が無い状態のものがあります。いずれも買い付け時の状態です。恐れ入りますが当店では新たにバチカンをお付けするサービスはしておりません。⇒バチカン無料サービス開始致しました。サイズ、色味は一種類のみ(銀古美)です、ご了承下さい。(一部例外として、キリスト磔刑十字架などはサイズが合わない為対象外とさせて頂きます。)
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