【携帯用教皇冠デザイン灌水棒】【セーム革がま口ケース付き】【聖レミギウス】フランス・アンティーク&ヴィンテージ聖品 [al1467]

【携帯用教皇冠デザイン灌水棒】【セーム革がま口ケース付き】【聖レミギウス】フランス・アンティーク&ヴィンテージ聖品 [al1467]

販売価格: 24,900(税込)

商品詳細

【図柄・刻印・フレーズ解説】
セーム革製、がま口タイプの専用ケースに収まった携帯用灌水棒です。
灌水棒とは聖水を、人、物、場所に散水するときに使う聖具です。
イタリアでは年に一度、司祭が教区の担当の家々を周り(事前に告知が貼り付けられる)祝別を望む家人によって家の中に招かれます。
司祭が祈りを唱えながら、聖水を振り撒いて家の中を練り歩きますがその際に使われるのがこの灌水棒です。
灌水棒には色々なタイプがあり、単なる棒状のものをセットで持ち歩くバケツ的容器(灌水器)につけては降り、というものと
棒が筒状で内部に水が仕込める仕組みのもの、先端の丸い部分を取り外して中に水を含んだスポンジを仕込めるもの、等様々です。
このようなイベントで使う灌水棒は通常、使いやすくそれなりに大きさがありますがhttp://labarum.ocnk.net/product/2545
司祭が家々を祝福して廻る際はもうすこし大きめのものを持っていくのが普通で
恐らくこちらは、いざという時に、外出先などで祝福を頼まれた際に使う、緊急用だと思います。
司祭さんが常に灌水棒を持ち歩いてる訳ではないのですがこちらの品なら、小さくてケース入りで、ポケットに忍ばせられるサイズです。
筒状の本体に水が仕込めるように空洞になっており、蓋を捻って閉めるタイプです。蓋先端は教皇冠の形状で頂点に4つ散水穴が開いています。
教皇冠の部分が更にねじれるようになっていて、捻って緩めると更に引き出せます。捻って閉じると、水が出ないようにできます。
灌水棒は大小さまざまなものをけっこうな数扱ってきましたが、ここまでミニサイズは初で、しかもケース入り、更に先端がローマ教皇冠デザインというレア中のレア。
本体にクロスとラテン語が刻まれています。O ORVX AVE SPES VNICA おお偉大なる神が貴方に願っています
蓋部分にラテン語で S REMIGI O.P.N(ORA PRO NOBIS)聖レミ(レミギウス)よ我らの為に祈りたまえ と書かれています。
*レミギウス(437年頃 - 533年1月13日)は、中世初期のキリスト教の聖職者、ランス司教。
496年のフランク王クロヴィス1世のカトリック改宗に立ち会った人物である。クロヴィス1世は征服した多くの土地をレミギウスに授けた。
レミギウスはのちに多くの教会を建て、カンブレー、トゥルネーといった地を司教座とした。ガリア・クリスティアナ年代記によれば、ランス司教であるレミギウスのいるノートルダム大聖堂へ、多くのフランク貴族がこぞって寄進を行っていたという。
レミギウスはランスのノートルダム大聖堂へ埋葬された。ヴァイキング来襲時には、棺が一時エペルネーへ移された。カトリック教会で聖人とされており、フランスの守護聖人である。記念日は10月1日。

【素材】
 灌水棒 合金  ケース 合金 セーム革
【重量】
 灌水棒29.9g ケース6.8g
【サイズ】
 灌水棒 短い状態で長さ68mm 長い状態で73mm 筒部分φ13.5mm 最大幅16mm
 ケース 84mm;29mm

【備考】 
*アンティークですので、経年変化による変色、汚れ、染み、傷、歪み、破損等あることがございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。
*希少品につき個数割引対象外です。

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