【図柄など解説】
イタリアの司祭が実際に使用していた灌水棒です。
灌水棒とは聖水を、人、物、場所に散水するときに使う聖具です。
イタリアでは年に一度、司祭が教区の担当の家々を周り（事前に告知が貼り付けられる）祝別を望む家人によって家の中に招かれます。
司祭が祈りを唱えながら、聖水を振り撒いて家の中を練り歩きますがその際に使われるのがこの灌水棒です。
灌水棒には色々なタイプがあり、単なる棒状のものをセットで持ち歩くバケツ的容器（灌水器）につけては降り、というものと
棒が筒状で内部に水が仕込める仕組みのもの、先端の丸い部分を取り外して中に水を含んだスポンジを仕込めるもの、等様々です。
本品は筒状の内部に水を仕込める用に、先端パーツを捻って外す事ができます。（棒の方に穴が空いています）
スムーズに捻る事も外す事ができ状態はとても良い品です。
実際に使用されていたものなのでかなり年季が入り、使用感があります。真鍮製で表面にシルバー色の金属メッキ、部分的に磨耗でメッキが剥がれて
地金の真鍮が覗いています。

【素材】
　真鍮　シルバー色金属メッキ
【重量】
　84.5g
【サイズ】
　13cm；ハンドル部太さφ1,4cm　先端最大幅φ2.7cm

【備考】
＊アンティークですので、経年変化による変色、汚れ、染み、傷、破損等ございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。
い致します。
＊希少品につき個数割引対象外です。