【図柄など解説】
1900年代初期の18金メダイです。
18カラットゴールド。フランスでK18製品を証明する鷲の頭の刻印がバチカンを通すワッカ部分に打たれています。
アールヌーヴォーが流行っていた時代の少し後に作られたものらしく、お花と植物をモチーフにした、まるで美術館に飾られている額縁の様な枠、
ベルエポック時代に大流行したガーランド（花綱模様、花手綱）と呼ばれる代表的な小花と葉っぱを繋げたデザインに、
更に現代では入手困難な、アンティークジュエリーの人気の素材の一つとして代表的な、シードパールと呼ばれる2mm以下の小粒の真珠が使われています。
中世からルネッサンス期にかけてはダイヤモンドよりも貴重な宝石とされていました。
実際に大きさを測ってみましたが確かに2mmに満たない、φ1.8mmの小さな小さな真珠です。
そんな素晴らしい枠の内側には、
教会の薔薇窓やトレーサリー（独特の透かし装飾、薔薇の枝と枝の隙間にも見えるデザイン）を彷彿とさせる透かし細工が施され、中央には聖母の横顔、そしてその下には聖母を象徴する聖花の薔薇が描かれています。
裏面に何かの記念日（多くは洗礼式、初聖体拝領や堅信式）を示す20JUIN 1929年　
1929年6月20日と刻まれています。
真ん中の花文字TTはこの記念メダイを贈られた人物のイニシャルでしょう。
状態はとてもよく、目立つような傷やその他問題箇所はありません。
アンティークの為、多少の磨耗や使用感はあります。
金価格の高騰で質の良いK18ヴィンテージ・アンティークメダイが見付かりにくくなっており更に日々価格が上昇しています。
お探しの方はお早めに、
この機会是非お見逃し無く。

【素材】
　K18イエローゴールド　K18証明の鷲の頭の刻印あり
【重量】
　3.2g
【サイズ】
　34/21mm（バチカン含む）

【備考】　
＊アンティーク、ヴィンテージ、中古品は経年変化による変色、汚れ、染み、傷、歪み、破損等あることがございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。
＊チェーンは撮影小物です。付属品ではありません。