ヨーロッパで実際に使われていたアンティーク・ヴィンテージ聖品です。
永い年月を経て味わいのあるお品となっております。

【図柄・刻印・その他解説】
ご家庭用、小祭壇などに置くための聖像です。
Notre-Dame de Vassiviere
フランス、オーヴェルニュ地域圏、ピュイ＝ド＝ドーム県にあるベス＝エ＝サンタナステーズ （Besse-et-Saint-Anastaise）のVassiviereヴァシヴィエールに16世紀に
建てられたチャペルの祭壇に祭られた聖母子像の聖像で、参考画像にもありますがこじんまりとした祭壇には非常に特徴のある聖母子像が祭られ、
頭上には王冠を掲げた天使が2人います。
以前販売したピュイアンブレの黒の聖母http://labarum.ocnk.net/product/1509によく似た系統の、特徴的な衣装やスタイル（幼子イエスが胸元から頭だけ出ている）、
祭壇に祭られた聖母子像を非常によく表現しています。
胸元には聖母の悲しみを意味する心臓に刺さった矢など、いわゆるデフォルトの聖母子像からかなりかけ離れた、珍しいデザインがとても興味深いです。
足元にはよく見ると、祭壇の聖母頭上にいる王冠を掲げた左右の天使が（頭と羽だけのプッティ状態）で配置されています。
そしてオリジナルの聖母子像を設置してあるコンソール風に土台がデザインされています。
金属製の聖母像、聖母子像は本当に多く扱ってきましたが本品はとても貴重です。非常に古く歴史的にも価値のある聖母子像といえるでしょう。

【素材】
　合金　（芯部分）木材
【重量】
　53.1ｇ
【サイズ】
　72：32：22mm

【備考】
＊アンティークですので、経年変化による変色、汚れ、染み、傷、歪み、破損等あることがございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。
＊希少品につき割引対象外です。