ヨーロッパで実際に使われていたアンティーク・ヴィンテージ聖品です。
永い年月を経て味わいのあるお品となっております。

【図柄など解説】
ブルーのエナメルが施された美しいブローチです。
中央にはジャンヌダルクでおなじみの有名なクロス、ロレーヌ十字、その脇に２頭のグリフォンが配置されています。
グリフォンとは鷲（あるいは鷹）の翼と上半身、ライオンの下半身をもつ伝説上の生物で、紋章学では、グリフォンは黄金を発見し守るという言い伝えから、「知識」を
象徴する図像として用いられ、また、鳥の王・獣の王が合体しているため、「王家」の象徴としてももてはやされました。
人間的な乳房があるのでハルピュイア（ギリシア神話に登場する女面鳥身の伝説の生物）にも見えますが顔がライオンなのでグリフォンで間違いないと思います。
表面にシルバー独特の黒ずみ（硫化）が見られます、刻印が無いことから合金の表面にシルバーメッキが施されている品と思われます。
エナメル部分欠損なし無傷、全体も特筆すべき傷や歪み等なく非常に状態の良い品です。

【素材】
　合金　シルバーメッキ　エナメル
【重量】
　7.4g
【サイズ】
　40：23mm （バチカン除く）

【備考】　
＊アンティークですので、経年変化による変色、汚れ、染み、傷、歪み、破損等あることがございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。