【聖職者用祭服】【司祭が実際に使用していたカズラ(ピアネータ)】ドイツ・アンティーク&ヴィンテージ聖品 [al1510]

【聖職者用祭服】【司祭が実際に使用していたカズラ(ピアネータ)】ドイツ・アンティーク&ヴィンテージ聖品 [al1510]

販売価格: 34,800(税込)

商品詳細

【図柄など解説】
欧州で司祭が実際に使用していた紫色のカズラ(祭服)(イタリアではピアネータと呼びます)です。ドイツの骨董商から購入しました。
司祭服とは、教会の司祭が祭儀(ミサ)のときに着用する衣装で、ベースになるカズラなどの他、ストラ(首にかけます*画像参照)、場合によっては左腕にこのマニプルと呼ばれる、
ストラをもう少し短くしたようなものを装着します。カズラとストラはセットで使われることが多いため、デザインもお揃いです。(*写真の赤のストラは別の赤カズラ用)
カズラやストラ、マニプル等祭服、および祭服関連品の色目にはそれぞれ意味があり、シーンによって使い分けられています。

赤ー殉教の色。主イエスの受難日(聖金曜日)や、神に捧げられた尊い聖人(殉教者)のための祝日に着用する。
白ー純真を表す色。主イエスが降誕したとされる「クリスマス」、主イエスが復活したとされる「復活祭」に着用する。また、葬儀に着用することも勧められる。
緑ー年間を通して着用される。この色には上記のような特別な意味はなく、典礼暦の祝日ではない主日や週間に着用される。
紫ー改悛、後悔の色。アドヴェント(待降節)や、四旬節に着用される。また、葬儀にも使用されることがある。
黒ー悲しみを表す色。葬儀に着用することができ、カトリック教会の現教会法では11月2日にのみ使用されるが、白が代用される場合がある。
ばら色(ピンク)ー喜びを表す色。使用日の入祭唱冒頭句、ガウデーテ(羅:Gaudete-喜べ):待降節第3主日(喜びの主日)と、
レターレ(羅:Laetare-歓喜せよ):四旬節第4主日(バラの主日)に由来する。
(ばら色は、待降節第三主日および四旬節第四主日に用いることができる。

紫のサテンのような生地で光が当たると柄がよく浮かび上がります。金の帯の縁取りに、色とりどりの花々が描かれています(機械刺繍)
裏面中央にはイエスキリストを意味するI(J)HS ラテン語でI(J)esus Hominum Salvator (救いの人イエス)
この部分は立体的なレリーフ状になっていて、出っ張っています。
カズラは以前にもリクエスト品として入手した事がありますが、今回のこちらは、それと比べるとかなりサイズが大きく、かなり背丈が高く大柄な司祭様が着用されていたもののようです。
ミサなどで実際に使われていたのでかなりの汚れ、スレ、染み、ホツレ等あります。ご了承下さいませ。

【重量】
 962g
【サイズ】
 身丈104cm 身幅(最小幅)67.5cm〜(最大幅)69cm

【備考】
*アンティーク、ヴィンテージ、中古品は経年変化による変色、汚れ、染み、傷、破損等ございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。
い致します。
*希少品につき個数割引対象外です。

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