【図柄など解説】
ブロワ城の主、フランス王フランソワ1世の王冠とサラマンダーの紋章があしらわれたジュエリーボックスです。
ラバルムではブロワ城関連の王、王妃たち4人の紋章がモチーフとなったアンティークを沢山扱ってきました。
http://labarum.ocnk.net/product-list?keyword=%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%A5&Submit=%E6%A4%9C%E7%B4%A2
ルイ12世（紋章・王冠とヤマアラシ）とアンヌ・ド・ブルターニュ（紋章・王冠とエルミーヌ（オコジョ）の間に生まれた娘、クロード・ド・フランス（紋章・王冠と矢が刺さった白鳥）
そのクロードの夫になった王がフランソワ1世です。
ブロワ城にはこの4つの紋章が掲げられています。
亀甲模様、この独特な模様の品はラバルムで今までにいくつかアイテム、デザイン違いで取り扱ってきました。
https://labarum.ocnk.net/product-list?keyword=%E4%BA%80%E7%94%B2&Submit=%E6%A4%9C%E7%B4%A2
同じ工房のものと思われます。
19世紀に流行したジュエリーボックスの内側によくあるパターン、シルククッションの中敷ですが
蓋裏部分の上部やや磨り減って布地が糸になっている以外は、さほど酷い損傷も無く、この時代のものにしては状態が良い方です。
肝心のジュエリーを入れる本体の方は余計な凹凸が無いシンプルな作りで、実用向きに作られていて気が利いています。
外側は経年により多少傷や磨耗、少々の曲がり等ありますが、特筆すべき目立つ損傷は無く、外側の状態もとても良好です。

【素材】
　真鍮　シルバーメッキ
【重量】
　185.6ｇ
【サイズ】
　最大幅98ｍｍ；74mm　高さ49mm

【備考】　
＊アンティーク、ヴィンテージ、中古品は経年変化による変色、汚れ、染み、傷、歪み、破損等あることがございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。