【図柄など解説】
英国のヴィクトリア女王の実在のアンティーク記念コインのオマージュあるいはパロディの骸骨バージョンのコイン、復刻版です（現代の大量生産品）
ヴィクトリア女王
ヴィクトリア（1819年5月24日 - 1901年1月22日）イギリス・ハノーヴァー朝第6代女王（在位：1837年6月20日 - 1901年1月22日）、初代インド皇帝（女帝）（在位：1877年1月1日 - 1901年1月22日）。
ハノーヴァー朝第3代国王ジョージ3世の孫。エドワード7世、ドイツ皇后ヴィクトリア、 ヘッセン大公妃アリスの母。2019年10月現在のイギリス女王であるエリザベス2世の高祖母にあたる。
世界各地を植民地化・半植民地化して繁栄を極めた大英帝国を象徴する女王として知られ、その治世は「ヴィクトリア朝」と呼ばれる。
ヴィクトリア女王を讃えて作られたコインで代表的なものにソブリン金貨があり、その内の一つのデザインにこの「表面ティアラをつけた（割と老けた感じの）ヴィクトリア女王、もう片面は聖ゲオルギウス」があります。
＊聖ジョージ（ゲオルギウス）はイギリスの守護聖人でもあります。
（画像参照）
VICTORIA·DEI·GRA·BRITT·REGINA·FID·DEF · IND·IMP·彫刻家の銘T.B（オリジナルの彫刻）
裏面の聖ゲオルギウスの彫刻はBenedetto Pistrucci （べネデットピストリッチ）
ベネデット・ピストルッチ（1783年5月29日-1855年9月16日）イタリアの宝石彫刻家、メダル、コイン彫刻家。イギリスの主権コインの聖ジョージ（ゲオルギウス）のデザインで有名。
女王在位中にまさか女王を骸骨にしたコインが出回るとは思えませんから、後世にこのオリジナルのコインのオマージュ、またはパロディとして、構図同じで女王を骸骨にしたデザインのコインが作られたのかもしれません。
ちなみにオリジナルのヴィクトリア女王のソブリン金貨は本物だと10万円以上で取引されています。ですが骸骨バージョンはそのようなオリジナルの金貨、銀貨は存在しないようで、
大量生産品、今回のようなリプロダクトしか見付からないので
やはり、後世に面白半分に作られたものと思われます。
こちらの品は大量生産品で手に入りやすいコインですが、髑髏好き店主としては凄く好みのデザインであること、また、裏面がこちらも店主が嵌って集めているゲオルクスターラー（聖ゲオルギウスの絵柄のお守りコイン。
ドイツのお守り）としても秀逸なデザイン、カッコいい柄なので　リプロダクト、現行品ではありますが今後当店で積極的に販売していきたい品として購入しました。
とにかく彫りが素晴らしいです。また、この手のコインとしては値段もお手頃なので、本物のアンティークでは加工するなど気がひける方でも、お好きに「手を加える」事ができますので
アクセサリー素材としても適していると思います。
＊柄が表面と裏面、ひっくり返った位置なのでご注意下さい（手のひら画像参照）

【素材】
　合金　シルバー鍍金　
【重量】
　22.1g
【サイズ】
　φ39mm

【備考】　
＊こちらはアンティーク・ヴィンテージではありません。現行品です。