【図柄・刻印・その他解説】
アメリカ・ヴィンテージの練香水ケースです。
凝った細工の練香水ケースといえばエスティローダーが有名ですが、1960年代にエスティローダーがこの手の限定ケースを販売開始して以来、他のメーカーもこぞって
限定練り香水ケースを製造するようになりました。
1990年代に入ると各メーカーがしのぎを削るようになり、多種多様なデザインの練香水ケースが世の中に出回るようになりました。
エスティローダーの他、有名どころにコーデイ　https://labarum.ocnk.net/product/2770【コーディー練り香水ケース】【ラブバードの鳥籠型】
こちらも、1998年にエスティローダーが初めて出した鳥籠型ケースに多大に影響を受けています。
実はマックスファクターも同時代にいくつか練香水ケースを作っていて、こちらはその中でもレアな、クルミ型のケースです。
クルミの形をしたケースで有名なのは19世紀頃に流行った、クルミの殻を利用した裁縫セットで、内側にベルベッド敷きの土台が嵌め込まれ、シルバー製の小さなハサミや指貫、針などが
収められたとても贅沢なものがあります。非常に高額で、凝った作りのもの、ため息が出るほど美しい意匠のものなどは目玉が飛び出るような価格で取引されています。
このマックスファクターのクルミ型ケース、アンティークのクルミ型ソーイングケースをイメージして作られたのかもしれませんね。
まるで本物の様な細かなテクスチャーだけでも素晴らしいですが、表面に施された濃厚な金メッキが上品かつゴージャスです。
クルミをぐるっとチェーンで巻いたような飾りも素敵です。先端にはスワロフスキーカットガラスビーズがセットされています。
お気に入りのパールやビーズに付け替えるのも素敵ですね。
機能面ですが、蝶番部分の強いバネ性によってバチンと、固く閉じます。
中身は未使用のまま残っていて、まだほのかにいい香りがします。
綺麗に取り除いて、お気に入りの練り香水を仕込んだり、あるいはピルケースとして使って頂けます。フリスクケースなんかにも良さそうです。
動画はこちらでご覧頂けます。https://youtu.be/ikH0htvNVu8
破損、欠損なし、歪みやキズ等も無く、とても良い状態です。

【素材】
　真鍮　金メッキ　練香水
【重量】
　46.3g
【サイズ】
　42;32mm　高さ36mm

【備考】
＊アンティーク、ヴィンテージ、中古品は経年変化による変色、汚れ、染み、傷、破損等ございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。