【図柄など解説】
とても珍しいアイテムです。1900年代初期の品です。
18~19世紀に高貴な女性の間で流行した＊シャトレーン
＊ベルトや腰帯にフックで装着し、その先に沢山ついているフックやチェーンの先端に小型に作られた身の回り品をぶら下げて使うアイテムで、
裁縫道具や時計、パウダーケースやペンやダンスカードブックをジャラジャラとぶら下げるのが粋とされた時代がありました。
その先端にぶら下げる為のナイフです。フックにかけるためのバチカンがついています。
2徳ナイフ、大小のナイフがそれぞれ両端に収納されています。
ノートルダム（Notre dame我らが婦人=聖母）の頭文字NDのモノグラムと、裏面にはフランスらしくフルールドリスがあしらわれています。
ナイフはどちらもしっかりと、バネ性が利いています。バチンと勢いよく収まるので、怪我しないように注意して下さい。
刃は今のままでも紙位は切れます。研げば、相当切れ味が良くなると思います。（危ないので程ほどに）
刃渡りは長い方で3.4cm、短い方で2.4cmで、所持携帯にあたっては銃刀法違反にはなりませんが、理由無く持ち歩いてると軽犯罪法に引っ掛かる恐れがあります。
持ち歩きには充分ご注意下さい。
合金、真鍮製にシルバーメッキ、ところどころメッキが磨耗して地金の真鍮色になっています。
何箇所かやや凹みがありますが使用に問題はありません。

【素材】
　真鍮　合金　シルバー鍍金
【重量】
　18.6g
【サイズ】
　64mm （バチカン除く）ナイフを両方引き出した状態では130mm　；最大幅12mm

【備考】　
＊アンティーク、ヴィンテージ、中古品は経年変化による変色、汚れ、染み、傷、歪み、破損等あることがございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。
＊希少品につき個数割引対象外です。