【図柄など解説】
The pardon crucifix免償のクルシフィクス、赦しの十字架と呼ばれる有名なクロスです。
教皇ピウス10世 (在位：1903年8月4日 - 1914年8月20日) が定めたものでこの十字架を身につけることで免償を得ることができるとされました。
十字架の表面アーム上部にはラテン語でJESUS NAZARENUS REX JUDAEORUM　ユダヤの王ナザレのイエスの記述。
赦しの十字架には微妙にパターン違いがあり、こちらの品は裏面がフランス語バージョンです。（フランス骨董商より購入）
VOILA QUI A TANT CE COEUR AIME LES HOMMES
MON PARDONNEZ PERE LEUR
赦しの十字架はそのデザインの秀逸さも含めてとても人気があり、オリジナルのアンティーク、ヴィンテージのものは数が少ない上に高額で取引されています。
巷にはそれらをコピーした劣化バージョンのフェイクが溢れかえっています（見てすぐにわかります。表面の彫りがとても甘く、わざとらしいのが特徴です）
こちらの品はそんなフェイクが蔓延る中で前回ご紹介の品https://labarum.ocnk.net/product/2623
と同様に正真正銘のオリジナルバージョンです。
この下に小さなメダイでもぶら下げていたのでしょうか？クロスの最下部に元の持ち主が開けた？と思われる穴が開いています。
それ以外は目立つ傷歪みも無く、磨耗も少なく良品です。
赦しの十字架は老舗アンティーク、店によっては3万を越える値段で販売されています。
ラバルムでは1万円を下回るお値段で提供させて頂きます。

【素材】
　合金　シルバーメッキ
【重量】
　5.0g
【サイズ】
　53;34mm（バチカン除く）
【備考】　
＊アンティークですので、経年変化による変色、汚れ、染み、傷、歪み、破損等あることがございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。
＊チェーンは撮影小物です。付属品ではございませんのでご注意下さい。