【図柄など解説】
1900年代前期の品です。
まだ識字率が低かった当時、誤飲防止の為に視覚的に分かりやすくする為と、また薬品の変質を防ぐ為に遮光性の高いコバルトブルーや深いグリーン色をしたガラス薬瓶が沢山作られました
（ポイズンボトル）（青、グリーン、茶）
この美しい色のガラスに魅了された当時の人々はその後装飾品や卓上小物などにも度々このブルーガラスを登場させるようになりました。
濃くて深い、コバルトブルーのガラスを光に当てると、たちまちその陰が凄いブルーになります。
このメダイも写真のように、光を透過させて後ろ側にブルーが写り込んでいます。
日光にかざすとブルーが綺麗にうつりこむその様は見ていて飽きません。まるで教会のステンドグラスの小さい版ですね。
チェーンを通して身につけた状態では青通り越して殆ど藍、暗めの落ち着いた色なので悪目立ちせずしっくりと、上品、控えめな感じで着け易いかと思います。
バチカン、本体側のワッカにそれぞれシルバーを意味する半月状の刻印が打たれています。
ガラスの中央に、シルバー製のレリーフが表裏それぞれセットされています。
表面は聖母子、裏面はクルシフィクス（キリスト磔刑十字架）、彫りも細かく、特に聖母子は関心するほど緻密です。
ガラスもしっかりと枠にはめ込まれ、破損欠損なし、歪み等なし、とても状態の良い品です。完璧な品です。

【素材】
　シルバー（刻印あり）
【重量】
　5.0g
【サイズ】
　21；12mm（バチカン除く）
【備考】　
＊アンティークですので、経年変化による変色、汚れ、染み、傷、歪み、破損等あることがございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。
＊チェーンは撮影小物です。付属品ではございませんのでご注意下さい。
＊希少品につき個数割引対象外です。