【図柄など解説】
アッシジの聖フランシスコのメダイです。
クロスの形状はクロス・フローリー。アームの端がフルール・ド・リスと似たユリの形になっています。
中央にアッシジの聖フランシスコ。
アーム上部に二本の腕の交差　Terzo ordine regolare di San Francesco、フランシスコ会第三会（在俗会）の意匠。
＊フランシスコ会とは（ラテン語: Ordo Fratrum Minorum、英語: Order of Friars Minor）またはフランチェスコ会（フランチェスコかい）は、13世紀のイタリアで、
アッシジのフランチェスコによってはじめられたカトリック教会の修道会の総称であり、広義には第一会（男子修道会）、第二会（女子修道会）、第三会（在俗会）を含む。＊
13世紀前葉に活動した聖人アッシジのフランチェスコは、男子修道会である第一会、女子修道会である第二会、在俗信者の会である第三会をそれぞれ創設しました。
第三会（在世フランシスコ会）が創設されたのは1221年頃で、世俗にありながら、托鉢修道士や修道女と同じ理念にしたがい、同じ誓願を立てたいと望む信徒のために
つくられた団体で、「律修会」「修道女会」「在世会」から成るこの会は、1447年、教皇ニコラウス5世の許可を受けています。
その他の3本のアーム先端には殉教者の象徴とされ、キリスト教で重要なモチーフの棕櫚が描かれています。
裏面にはラテン語で神は祝福してくださいます、等々　フレーズがラテン語にて記述されています。
実はアッシジの聖フランシスコのメダイは聖フランシスコザビエルや、使徒ヨハネと同様、「こんなに有名なのにメダイがそんなに多く作られていない」聖人です。
アッシジの聖フランシスコメダイは種類や数が少ない上にかなり高額で取引されているので（ザビエル、使徒ヨハネ同様）
見つかってもなかなか手が届かない値段で購入できる品は稀です。
今回の品のように中央にフランシスコ、クロス型のメダイは当店でも今までに3個しか扱っておりません（リクエスト含む、全て完売）
聖フランシスコメダイをお探しの方は、是非この機会をお見逃しなく。

【素材】
　真鍮　シルバーメッキ
【重量】
　13.0g
【サイズ】
　51；35mm （バチカン除く）

【備考】　
＊アンティークですので、経年変化による変色、汚れ、染み、傷、歪み、破損等あることがございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。
＊チェーンは撮影用小物です。付属品ではございませんのでご注意下さい。
＊希少品につき個数割引対象外です。