【図柄など解説】
19世紀末アールヌーヴォー調のデザインが美しい、ルルドの聖母の絵柄のコンパクトミラー。
とても細かな彫りのレリーフの絵柄は「ルルドの聖母出現」ルルドで少女ベルナデッタ（聖ベルナデッタ）の前に聖母が出現した様子、ルルドの聖母といえばこの絵柄、デフォルトの構図が
表現されています。
スライドすると中にはミラー、アンティークにしてはとても良い状態で、普通に問題なくお使いいただけます。（綺麗に写ります）
裏面はこの時代のパウダーケースやコンパクト、メダイなどに見られる「イニシャルを彫る用」スペースがあります。（盾のようなデザイン中央）
こちらはイニシャルが彫られないまま現在まで残りました。
バチカンがついていますがこれはシャトレーンの先端にぶら下げる用につけられたものです。
＊シャトレーン　ウエストベルトに差し込むフック部分、飾りパーツや吊り下げた複数のチェーンで構成され、懐中時計や印章、裁縫道具等を腰帯から吊り提げるために18世紀に誕生した
ブルジョア階級昼用装身具です。
シャトレーン先端用コンパクトミラーでキリスト教モチーフの品は今まで当店ではジャンヌダルク、心臓&錨&十字架、のモチーフのみです。ルルドの聖母は初出品です。

【素材】
　真鍮　合金　鏡
【重量】
　13.0g
【サイズ】
　47；41mm（マルカン除く）

＊アンティークですので、経年変化による変色、汚れ、染み、傷、破損等ございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。
＊写真に写っているチェーンは撮影用小物です。付属品ではございませんのでご注意ください。