【図柄など解説】
とても古い、1869年につくられたメダイです。
裏面絵柄はロレートの聖母（La Madonna di Loreto）が聖なる家（Santa Casa）ごと天使に運ばれている様子です。
ロレートの聖母伝説＊13世紀のサラセン人の聖地侵攻を前に奇跡が起こされ、ナザレで聖母マリアとその家族が暮らしていた家（サンタ・カーザ、聖なる家・この家で聖母マリアは受胎告知を受けた）
がダルマチアへ移されたといいます。
この時、家の中に入った村人が王冠を被った聖母マリアと幼子イエス・キリストの彫像を発見しました。その後、天使たちが再びイタリアへ家を運んだとされています
イタリアのロレートの聖所としての歴史は1294年12月10日、家がロレートに運ばれたことに始まっています。
その後世界中各地でロレートの聖母は教会、聖堂、チャペルで祭られていますが、このメダイはそのうちのひとつ、フランスのラ・フロスリエールに祭られたロレートの聖母を記念しています。
表面はラ・フロスリエールのそのチャペルの祭壇にある聖母子像です。

【素材】
　銅　真鍮（バチカン）
【重量】
　6.3g
【サイズ】
　33；25mm （バチカン除く）

【備考】　
＊アンティークですので、経年変化による変色、汚れ、染み、傷、歪み、破損等あることがございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。
＊チェーンは撮影用小物です。付属品ではございませんのでご注意下さい。