ヨーロッパで実際に使われていたアンティーク・ヴィンテージクロスです。
永い年月を経て味わいのあるお品となっております。

【図柄など解説】
ロザリオの先端につけるために作られたクロスです。
とても希少な白蝶貝（マザーオブパール）（シェル）を削りだして作られたクロス土台の先端には、フランスならではのフルールドリスを模した
透かしの美しいパーツが取り付けられています。
キリストパーツ、後光、裏のプレート全てシルバー。バチカンを通す輪の部分にシルバー製を意味する半月状刻印あり。
裏面のプレートには元の持ち主のイニシャルと思われるアルファベットのO.L、15JUIN 1899　1899年6月15日と刻まれています。
今までに白蝶貝使用のクロスはいくつか扱ってきましたがダントツの逸品、素晴らしい芸術品、クラスの違いが見て取れます。
繊細な透かし部分、フルールドリスのパーツも欠損なし、ところどころ何箇所か不自然な隙間があるのはパーツ欠損でなく、巻いた時に生じる隙間調整の為の
スペースです。（突起部分の形状を見ると、フルールドリスが欠損した形では無い事がわかります）
時代的に見ても　間違いなく高貴な、富裕層が持っていた特別な品と思われます。
とにかく状態がどこを見ても素晴らしく、完璧なアンティークです。

【素材】
　白蝶貝（マザーオブパール）シルバー（刻印あり）バチカンは真鍮
【重量】
　9.5ｇ
【サイズ】
　59：31mm（バチカン除く）

【備考】
＊チェーン、ネックレス等は撮影用小物です。付属品ではありませんのでご注意下さい。
＊アンティークですので、経年変化による変色、汚れ、染み、傷、歪み、破損等あることがございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。
＊希少品につき個数割引対象外です。