【プラハのイエス王冠と宝珠と王笏のミニチュアセット】

【図柄など解説】
プラハの「勝利の聖母教会」に中世に作られた幼子イエスの聖像「プラハの幼子イエス」。
勝利の聖母教会はこのプラハの幼子イエスの聖像によって有名になり、この聖像を見るために世界中から巡礼者、教皇も訪れる聖地になっています。
この幼子イエスの聖像ために世界中から沢山の冠と聖衣が贈られ（王侯貴族などからも）、この像は年に10回衣替えをしています。（画像参照）
そのプラハのイエスの巡礼地記念品として作られたとみられる品です。
昔から王国貴族筋がこの幼子イエスの為に王冠や豪華な衣装を贈ったりが当たり前なので、そういう方々の巡礼記念向けに
普通レベルの巡礼記念品ではなく、このようなリッチな記念品が作られてもおかしくないと思います。
地金はシルバーに、表面にさらに金メッキ、ところどころポイントの彩色部分があり、白だけエナメルです。
他の色は化学処理で表面のごく薄い皮膜が変色した状態です。
宝珠はスペース上できなかったのか、刻印は見られませんが、王冠と王笏にはメーカーズマークと、シルバー900を意味する900の刻印が打刻されています。
表面の金メッキがかなり磨耗して、地金のシルバーが表面に出て更に、シルバー独特の黒ずみ（硫化）で全体的に黒っぽい色がところどころ出ていますが
それがまたアンティークらしい、良い雰囲気になっています。
今までいくつか珍しい聖品、記念品を扱ってきましたが本品はこの先見つかることが無いと断言できるほど超レア品、作られた数も少ないと思います。初めて目にしました。

【素材】
　シルバー900（刻印あり）金メッキ　エナメル（白のみ）酸化着色　
【重量】
　宝珠2.1g　王笏3.9g　王冠6.0g　ケース込みトータル重さ57.9g
【サイズ】
　宝珠19；12mm　王笏66；11mm　王冠23；高さ17mm　ケース9.9cm；7.8cm；厚み2.4cm
【備考】　
＊アンティークですので、経年変化による変色、汚れ、染み、傷、歪み、破損等あることがございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。
＊希少品につき個数割引対象外です。