ヨーロッパで実際に使われていたアンティーク・ヴィンテージメダイです。
永い年月を経て味わいのあるお品となっております。

【図柄など解説】
1900年代初頭のメダイです。
表面は手をあわせ祈るルルドの聖母、とても繊細で美しい彫刻を手がけたのはフランス、リヨンで1800年初頭から4世代にかけ芸術的メダイ、クルシフィクス、彫刻を作ってきたペナン家の一員L・PENIN。
聖母の足元にPENIN　A　LYONの銘があります。
裏面にはLE DIOCESE D,ALGER A NOTRE DAME DE LOURDES
DIOCESEは司教区を意味します。 ALGERはアルジェ北アフリカ、アルジェリア民主人民共和国の首都であり、アルジェリア最大の都市。西部地中海に面し
都海岸付近は「北アフリカのパリ」という言葉に相応しく、植民地時代の影響でノートルダム大聖堂に代表されるフランス風の建築物が立ち並んでいます。
このメダイはフランスの工房でPENINによってフランスが宗主国である植民地であるアルジェリア（1962年まで支配地）のルルドの聖母司教区の為に作ったメダイです。
裏面の紋章は当時のアルジェの紋章です。
アルジェリアが当時はフランス支配地、植民地であり、フランスの誇る、地中海の要塞として古くから発達した都市を象徴する、歴史的にも非常に価値のあるメダイです。

【素材】
　合金　シルバーメッキ
【重量】
　8g
【サイズ】
　41；22mm （バチカン除く）

【備考】　
＊アンティークですので、経年変化による変色、汚れ、染み、傷、歪み、破損等あることがございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。
＊チェーンは撮影用小物です。付属品ではございませんのでご注意下さい。
＊希少品につき個数割引対象外です。