ヨーロッパで実際に使われていたアンティーク・ヴィンテージ品です。
永い年月を経て味わいのあるお品となっております。

【図柄など解説】
1900年代の卓上マッチ入れです。
当店で何度か同年代製マッチケース（携帯用）をご紹介してきましたが、それらはどれも
ヴェスタという短いろう製のマッチを収納する小さな携帯用ケースで、1800年代前半以降、爆発的な喫煙ブームと共に
屋外にマッチを持ち出せるように実に様々な素材や形状のものが作られるようになりました。（1890年から1920年にかけて、幅広く生産されました。）
携帯用のマッチケースと同様に、自宅で禁煙の際に使われる、卓上用のマッチ入れも多く作られました。
本品は靴の形で穴部分にマッチを立てて入れておくタイプです（画像参照）
かなりの重量級で、重さなんと214.7gもあります。
かかと部分にマッチ（ヴェスタ）を擦るためのギザギザがありますが、磨耗と、現在のマッチですと
摺る部分がもう少し荒くないと火がつかず、試してみましたがやはり着火できませんでした。
あくまでも観賞用です。
靴のへりと、結び目あたりにねずみが2匹います。ちょっとした遊び心が素敵ですね。
豆盆栽的に、少し土を入れて苔や小さな若木なんかを生やすと面白いかもしれません。

【素材】
　ブロンズ
【重量】
　214.7ｇ
【サイズ】
　78：32：高さ40mm

【備考】
＊アンティークですので、経年変化による変色、汚れ、染み、傷、破損等ございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。
い致します。