ヨーロッパで実際に使われていたアンティーク＆ヴィンテージ聖品です。
永い年月を経て味わいのあるお品となっております。

【図柄など解説】
お守りとして持ち歩く、旅行先へ携帯するためのケース入りの小さな聖像です。
聖像は幼子を抱く聖人です。
幼子イエスをこのようなスタイルで抱く聖人は、イエスの養父ヨセフあるいはパドヴァの聖アントニオですが、
ヨセフとすると顔の表現に髭がなく彼には見えず、アントニオとはこれまた少々顔立ち、髪型等がかなり違い、
正面からは女性のようにも見え棕櫚を持っているので聖ルチアにも思えましたが、後ろ姿、衣服のスタイルが男性のそれなので、
ちょっとこちらはどの聖人なのかはっきりわかりません。抱いているのは幼子イエスであることは確実です。
聖像本体はピューターにシルバー色金属メッキ、ケースはティン缶、ブリキのバケツのような質感の合金製です。
ケース入り聖像の中では古いほうです（比較的新しいものはアルミ製でねじ式の筒型です。）
特に目立った傷や磨耗も無く、聖像本体もとても細かな表情まで出ていて良い状態のお品です。

【素材】
　合金　シルバー色金属メッキ
【重量】
　ケース：3.4g　聖像：9.3g
【サイズ】
　ケース：30：19mm　聖像：28：10mm

【備考】
＊アンティークですので、経年変化による変色、汚れ、染み、傷、歪み、破損等あることがございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。