ヨーロッパで実際に使われていたアンティーク・ヴィンテージ聖品です。
永い年月を経て味わいのあるお品となっております。

【図柄など解説】
滅多に入手できない、ジャンヌダルクのミニ聖像が収められた聖像ケースです。
植物的で美しいフルールドリスの文様パーツが蓋と、本体側面の計3箇所に施されており、本体側面中央にはとても美しい、
植物装飾の額縁のような飾りが施され、中央には手彫りの筆記体が次のように彫られています。
S,te(Sainte)Foy de Conques
フランスのコンクにあるサント＝フォワ修道院付属教会、1998年にユネスコの世界遺産に登録されたフランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路にある聖地のうちのひとつです。
巡礼記念として作られたものと思われます。
中にもともと収まっていた聖像がこちらのジャンヌダルクミニ聖像、というよりもおそらく後年入れ替えたものと思われます。
（聖像の材質、ケースの材質、作りの雰囲気などがそれぞれ異なるため）
サント＝フォワ修道院付属教会の記念、としての聖像ケースならよくあるのはその教会に縁のある聖像、聖母子像を納めるので、本品はケース内の元々の聖像が紛失してしまって
その後誰かがジャンヌダルクの聖像を入れたか、もしくは入れ替えたか、のかもしれません。
いずれにせよケースとジャンヌダルク聖像、収めるとサイズはもとより、何よりも雰囲気がしっくりと合います。
ケース本体は真鍮製で表面にシルバーメッキ、経年でメッキが磨耗してところどころ地金の真鍮が覗いていて、またシルバーメッキ自体もシルバー特有の黒ずみ（硫化）で
とてもアンティークらしい良い雰囲気が出ています。
蓋の開閉問題なし、しっかりと硬く閉じます。開けたときに入り口に少々ゆがみがありますが、閉じた状態で外からは見えません。
ジャンヌダルクミニ聖像はサイズの割に驚くほどずっしりと重みがあります。剣を抱くジャンヌダルク、その傍らには甲冑と兜が添えられています。
小さくも非常に細やかなところまで表現、彫りこまれていてこちらも充分価値がある品です。
フルールドリス、美しい装飾、ジャンヌダルクと、レア聖品としての希少要素てんこ盛りの逸品です。どうぞこの機会をお見逃し無く。

ケース
【素材】　真鍮　シルバーメッキ　14.1g【サイズ】高さ41ｍｍ幅21ｍｍ

聖像
【素材】合金　シルバー色金属メッキ【重量】18.8ｇ　14mm：41mm

【備考】
＊聖像とケースセットでの販売です。
＊アンティークですので、経年変化による変色、汚れ、染み、傷、破損等ございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。
い致します。
＊希少品につき各種割引対象外品です。