ヨーロッパで実際に使われていたアンティーク・ヴィンテージ聖品です。
永い年月を経て味わいのあるお品となっております。

【図柄など解説】
ご聖体と呼ばれる、カトリックの儀式に欠かせない薄くて円状の特殊なパンを入れるための容器です。
＊聖体（せいたい）とは、カトリック教会、正教会、東方諸教会などキリスト教諸教派において、ミサや聖体礼儀で食するために特殊なパンを聖別し、キリストの体の実体として信じられ、
食べられるもの。「ホスチア」
教会で使われるものはもっと多くの人に対応するような、大型の容器あるいは器に入れますが、こちらは出先で使うために
少量を入れて持ち運ぶために作られた品です。
蓋部分には別合金の大判メダイ、キリスト教に深く関係のある魚の絵柄とご聖体の絵柄。
＊キリスト教における魚
12使徒の中でペテロ、アンデレ、ゼベダイの子ヤコブ、ヨハネの4人が元漁師であり、聖書には魚にまつわる話が多い。
漁師だったペテロが「これからは魚でなく人間を取る漁師になるのだ」とイエスに諭され、弟子になる（ルカ 5章10節）。
2匹の魚と5つのパンをイエスが奇跡をおこして5000人に食べさせたという「パンと魚の奇跡」（ヨハネ 6章5-13節）。
神殿税を請求されて困っているペテロに、「釣りに行けば捕まえた魚の口に税金分の4ドラクマ銀貨が入っているだろう」とイエスが語った箇所（マタイ 17章27節。ガリラヤ湖畔では今もティラピアを「聖ペテロの魚」
(St. Peter's Fish) と呼ぶ、等々。
ご聖体入れは当店でいくつか扱ってきましたが（全て完売）その中でもひときわボリュームがあり大判サイズです。
素材は合金製、表面にはゴールドメッキ、メダイ部分は合金製。
かなり現行品に近くヴィンテージとも呼べない位若い品なので　ご聖体入れとしてはお手頃価格で出品させて頂きます。（イタリア本国で新品お土産品を買うのと同程度の価格）

【素材】
　合金　合金に金メッキ　
【重量】
　93.8g
【サイズ】
本体幅71mm（バチカン、蝶番除く）最大幅85mm　厚み24mm


【備考】
＊アンティークですので、経年変化による変色、汚れ、染み、傷、破損等ございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。
い致します。