【フルールドリスにエルミーヌ紋章シーリングスタンプ】【透かし土台に髭付き百合紋章】フランス・アンティーク&ヴィンテージ品 [al153516900]

【フルールドリスにエルミーヌ紋章シーリングスタンプ】【透かし土台に髭付き百合紋章】フランス・アンティーク&ヴィンテージ品 [al153516900]

販売価格: 0円(税込)

商品詳細

【図柄・刻印・フレーズ解説】
フルールドリスのシーリングスタンプです。
封蝋用シーリングスタンプとは
*封蝋(ふうろう、シーリングワックス)とは、ヨーロッパにおいて手紙の封筒や文書に封印を施したりする際に
専用の蝋に印璽で版を押しながら封印するもので、日本で言う判子のような型(陰刻、凹んでいる)を押します。
モチーフはフランスにとって重要なシンボル、フルールドリス(百合紋章)
フィレンツエなどの百合紋章は髭が生えたフルールドリスがメジャーですが、フランスでも少ないですが時々この髭付き百合紋章のアイテムを見つけることができます。
中央にあるのは「誇り高き白オコジョ」エルミーヌ紋章。
ルイ12世妃にしてブルターニュ女公アンヌ・ド・ブルターニュの紋章です。
彼らの居城であったブロワ城には4つの紋章がところどころにあしらわれています。
夫のルイ12世の紋章(王冠とヤマアラシ)、妃アンヌのこのエルミーヌ、二人の間の娘のクロード・ド・フランス(次代ブルターニュ女公)の紋章、矢の刺さった白鳥、
ルイ12世とアンヌの間に男子が居なかったため婿に来たクロードの又従兄弟のフランソワ1世の紋章(王冠とサラマンダー)
この4紋章は昔から現在に至るまでフランスでとても人気で沢山の工芸品やアイテムが作られ続けています。
その中でもこの「エルミーヌ」は一番人気で、アンティークでも様々なアイテムが今でも高額で取引されています。(エルミーヌ関連アンティーク)
*エルミーヌの歴史
*エルミーヌ、またはオコジョは、14世紀後半にブルターニュ公ジャン4世の紋章の動物となった。
紋章のエルミーヌは後で、教会や城を含む数多くの場所に登場するようになった。
庶民の伝承によると、アンヌ・ド・ブルターニュが自らの宮廷を引き連れ狩猟に出かけたとき、汚い湿原を横切るよりも死を選ぶという白いオコジョを見つけた。
このエピソードは、女公アンヌのモットー"Potius mori quam foedari"(不名誉よりも死を)にインスピレーションを与えたとされる
*エルミーヌ=アーミン(英: Ermine、古仏: 仏: Hermine)は、紋章学においてオコジョ(シロテン)の毛皮を表すティンクチャー。(画像参照)
BRETAGNE *ブルターニュ ブルターニュ (フランス語: Bretagne)は、フランス北西部にある地域。
かつてはブルターニュ王国、そしてブルターニュ公国という独立国だったが、1532年にフランスに併合され州となった。ブルターニュは6つあるケルト国の1つとみなされている
時には、現在のブルターニュ地域圏と区別する目的で「歴史的なブルターニュ」(Bretagne historique、ブルターニュ・イストリック)と呼ばれることもある。
全体的にやや歪みがありますが、アンティークとしては許容範囲だと思います。
今まで扱ったシーリングスタンプで一番ミニサイズです。
真鍮製で表面にシルバーメッキ、経年でシルバーが黒ずみ(硫化)、更にメッキが磨耗で多少剥がれていることで地金の真鍮が出てきていい色合いと質感になっています。
元の持ち主のものと思われるイニシャル A.Dが彫られています。ゴシックなフォントがカッコいいですね。

【素材】
 真鍮 シルバーメッキ
【重量】
 16.9gg
【サイズ】
 48;21mm スタンプ部φ16mm

【備考】 
*アンティーク、ヴィンテージ、中古品は経年変化による変色、汚れ、染み、傷、歪み、破損等あることがございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。

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