【スタンホープレンズ付き】【シルバー製立体クロス】【ヴァルフルーリの聖母】フランス・アンティーク&ヴィンテージクロス [al1488]

【スタンホープレンズ付き】【シルバー製立体クロス】【ヴァルフルーリの聖母】フランス・アンティーク&ヴィンテージクロス [al1488]

販売価格: 5,280(税込)

商品詳細

【図柄など解説】
シルバー製の立体クロスです。
バチカンを通す輪の部分にシルバーを証明する半月状の刻印あり。
スタンホープレンズと呼ばれる、直径3mmに満たない小さなレンズが中央にセットされており、光にかざして中を除くと内側に仕込まれたマイクロフィルム(巡礼地・ヴァルフルーリの聖母)を
見ることができます。
1800年代半ばにフランスの写真家Rene Dagronにより発明・改良された後、お土産物などに付けられ、人気を博しました。
マイクロフィルムや顕微鏡レンズが先端技術だった当時、それこそ紳士淑女のドヤ顔アイテムだったと想像に難くありません。
聖品でスタンホープレンズが仕込まれてるものの大半は牛骨製(乳白色)のなんだかプリミティブな模様のクロスで、大体ロザリオの先端などにつけられているのですが
正直個人的にはそのクロス自体のデザインは好きではなく、その為見かけてもあえて仕入れる事はしませんでした。
今回は初めて、スタンホープレンズ仕込みの、しかもデザインもカッコいい、更にシルバー製のクロス、ということで買い付けました。
残念ながら汚れなどで中のマイクロフィルムの絵柄が分かりづらいですが、N.D.DE VALFLEURYヴァルフルーリの聖母 の文字ははっきりと確認できます。
フランスのオーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏の県、ロワール県(Loire)にあるVALFLEURYヴァルフルーリ、フランスの巡礼地のひとつ、人気のある聖地の一つです。
この時代のシルバー聖品、特に立体のクロスにありがちな、薄い板をプレスしたものを表裏から張り合わせてロー付け(溶接)して立体にしてある中空構造で、見た目より軽いのが特徴です。
中空構造の為衝撃や圧力に弱いため、こちらの品も若干つぶれた箇所がいくつか見られます。ただ現代はわざわざこんな手間隙かかり更にコストがかかる製造法よりも
安くて丈夫な鋳造法(キャスト)で一発で作るので、むしろ古きよき時代、アンティークならではの勲章とも言えます>つぶれ、歪み

【素材】
 シルバー 刻印あり
【重量】
 1.0g
【サイズ】
 31;20mm (バチカン除く)

【備考】 
*アンティークですので、経年変化による変色、汚れ、染み、傷、歪み、破損等あることがございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。
*チェーンは撮影用小物です。付属品ではございませんのでご注意下さい。

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