【聖職者携帯用聖品BOX入り一式の内1点】【司祭が使用していた傷病者用聖香油入れ】イタリア・アンティーク&ヴィンテージ聖品 [al1181]

【聖職者携帯用聖品BOX入り一式の内1点】【司祭が使用していた傷病者用聖香油入れ】イタリア・アンティーク&ヴィンテージ聖品 [al1181]

販売価格: 8,620(税込)

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商品詳細

ヨーロッパで実際に使われていたアンティーク・ヴィンテージ聖品です。
永い年月を経て味わいのあるお品となっております。

【図柄・刻印・フレーズ解説】
イタリアの司祭が実際に使用していた聖品一式(専用ボックス入り)を入手しました。そのうちの1点、聖油入れです。
聖職者のために作られた特殊な聖(香)油入れ。
「聖油」〜キリスト教会で,祭式のために用いる祝別された純粋のオリーブ油。塗油は古来病気の治療,予防,霊肉の強壮に効能あり,恩恵分与の表徴とみなされました。
聖油入れの用途、表示には3種類あります。

- CAT (olio dei catecumeni)洗礼式
- INF (olio per l'unzione degli infermi)傷病者用
- CHR (sacro crisma per la confermazione).堅信式

本体側面にINFとありますので、傷病者用香油を入れるための容器です。
病床にある人の為に聖職者を呼びますが、その際に聖職者が対象者に聖油を使用します、その聖油を入れる為の容器です。
本体側面のINF=INFERMIインフェルミ(病床にある、寝たきり、病人などの意味)の意味が彫られています。
一般の人が使用するようなものではありません、あくまでも聖職者が使うものなので、たとえ現行品でもやたら出回っているような類のものではなく
更にヴィンテージとなるとかなりレアものです。
聖油入れは当店でもいくつか扱ってきましたが直ぐに売り切れてしまうほど人気、リクエストも多い品ですが、現行品でなく実際使用されていた物は出回ることが少なく
また欧州でも人気のコレクターアイテムとして高額で取引されておりなかなか容易に入手できない品の一つです。
今回は前述のように、聖職者が使用していた聖品一式を手放したものが放出されていたところを運よく買い付けることができました。
難点は蓋が閉まらないところで、シルバーメッキが施された真鍮の容器の内側に厚みのあるガラス容器が嵌めこまれていますが、その縁が激しく割れ、欠けています。
ガラス縁に直接ネジ式に筋が入れられており、そこに蓋をネジって嵌めるという仕組みの容器なので、ガラスのネジ縁が欠損しているため、蓋自体が嵌められない状態です。
購入時はガラス容器の底にべっとりと固まった油が残っており、それでも無理やり使用していたのか、マスキングテープで抑えられていました。
(目も当てられない状態でしたのでこちらでクリーニングさせて頂きました)
よって蓋をのせても密封できません。まさに乗せる、という感じです。
使い道があるとすれば、持ち運びは勿論できませんので、デスクやチェスト上に置いて使われることを前提に、例えばアロマキャンドルなどを溶かし入れたら丁度良いかもしれません。
蓋を閉めれば火を消せる、蓋付きキャンドル容器、としてはどうでしょうか?

【素材】
 真鍮 シルバーメッキ ガラス
【重量】
 91.3g
【サイズ】
 高さ43mm;36mmmm

【備考】
*アンティークですので、経年変化による変色、汚れ、染み、傷、破損等ございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。
*希少品につき個数割引対象外です。

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