【アミアン大聖堂嘆きの天使】フランス・アンティーク&ヴィンテージポストカード [im0413]

【アミアン大聖堂嘆きの天使】フランス・アンティーク&ヴィンテージポストカード [im0413]

販売価格: 1,760(税込)

商品詳細

ヨーロッパで実際に使われていたキリスト教に関するアンティークポストカードです。有名な聖地や聖堂、聖像などの写真などが人気でした。

【図柄など解説】
アンティークのセピアがかった白黒写真のポストカードで未使用品です。
1981年にユネスコ世界遺産に登録されたアミアンにあるノートルダム大聖堂(略してアミアン大聖堂)
1288年に完成した古典的ゴシック様式建築の大聖堂で、エルサレムから持ち帰られた聖遺物、イエスに洗礼を施したバプテスマのヨハネの遺骨が納められています。
聖堂内部の彫刻群像が見所となっており、大聖堂の二人の守護聖人の物語が壮大な石彫刻郡になって、一方は初代司教フィルマン、もう片方には洗礼者ヨハネの生涯が描かれています。
そのうちのひとつにこの嘆きの天使があります。
17世紀の司教座聖堂参事会員 Guilain Lucas の墓碑の上の彫刻郡中央下にある『嘆きの天使(あるいはすすり泣きの天使)』
髑髏に頬杖をついてすすり泣く天使像は現地でもポストカードやグッズが今でも売られています。
この像はNicolas Blasset(アミアン出身の彫刻家1600-1659)が手がけた作品です。
キリスト教で髑髏といえばMementomoriメメントモリ
ラテン語で「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」という意味の警句で「死を想え」多くはこう訳されます。
どれほどこの世で栄華を極めようと死は平等に万人に訪れる。死を思うことで富や地位を得て傲慢や強欲に耽る我が身を戒める、罪を避けようとする意味合いがあります。
往々にして可愛らしい姿、表情で描かれる事の多い子供の天使が、髑髏の傍らで頬杖をついて苦悩の表情を見せている、これだけでもこの作品に込められた意味はいかに深いものであるか、
考えさせられます。

【サイズ】
 138;89mm 

【備考】
*アンティークですので経年変化により一部皺、ちぎれ、染み、剥離、元の持ち主による書き込みなどある場合があります。画像を良くご覧頂き、ご納得の上のご購入をお願い致します*

他の写真