【元和の大殉教】【長崎西坂処刑場面俯瞰図大判ご絵】フランス・アンティーク&ヴィンテージ聖品 [im0308]

【元和の大殉教】【長崎西坂処刑場面俯瞰図大判ご絵】フランス・アンティーク&ヴィンテージ聖品 [im0308]

販売価格: 5,540円(税込)

商品詳細

ヨーロッパで実際に使われていたアンティーク・ヴィンテージご絵、ホーリーカードです。
永い年月を経て味わいのあるお品となっております。

【図柄など解説】
大判のご絵です。
絵柄は元和(げんな)の大殉教、江戸時代初期の元和8年8月5日(1622年9月10日)、長崎の西坂でカトリックのキリスト教徒55名が火刑と斬首によって処刑された事件で
日本のキリシタン迫害の歴史の中でも最も多くの信徒が同時に処刑された出来事です。
群集の目前で女子供も含めたキリシタン55名が処刑される様子を表しています。(信徒や司教を匿った家々の家族もろとも女性や子供まで処刑されました)
この絵のオリジナルは当時処刑の様子を見ていた修道士で、かつてセミナリヨで西洋絵画を学んでいた者が様子をスケッチしマカオで完成させた油絵がローマに送られ、その絵は
その後「元和大殉教図」としてイエズス会本部であったローマのジェズ教会に保管され、今に伝えられています。
その絵を元に銅板で原画を起こし、ご絵としてヨーロッパの人々向けに広まったうちの一つが本品です。
この事件の後、迫害はさらに徹底され、弾圧は凄惨なものになっていき、その後にかの有名な「日本二十六聖人」フランシスコ派司祭1名、フランシスコ会員22名、
イエズス会員三名(パウロ三木、ヤコボ喜斎、ヨハネ五島)の処刑がおこなわれることになります1597年2月5日(慶長元年12月19日)豊臣秀吉の命により長崎で磔の刑)
元和の大殉教での犠牲者はその後1868年、ローマ教皇ピウス9世によって55人全員が列福されました。
絵の下にはその長崎西坂での元和の大殉教の様子と、ローマ教皇に列聖されたことがフランス語にて記述されています。

【サイズ】
 28:18.7cm (裏面は無地)

【備考】
*アンティークですので、経年変化による変色、汚れ、染み、傷、歪み、破損等あることがございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。

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