【透かし細工ブルターニュ紋章と（国）旗十字架】【フルールドリス型封蝋用シーリングスタンプ】フランス・アンティーク＆ヴィンテージ聖品 [al0587]

【図柄など解説】
アンティークの封蝋用シーリングスタンプです。
＊封蝋（ふうろう、シーリングワックス）とは、ヨーロッパにおいて手紙の封筒や文書に封印を施したりする際に
専用の蝋に印璽で版を押しながら封印するもので、日本で言う判子のような型（陰刻、凹んでいる）を押します。
フランスらしい、フルールドリスの形状で透かし細工、非常に立体的で彫りの素晴らしい植物の葉のような形状、
恐ろしいほど細かいところまで表現された紋章を馬の様な犬の様な、想像上の動物が両側から支えています。
その下にはＢＲＥＴＡＧＮＥとあります。
片面4箇所（もう片面は左右二箇所が欠損しています）に配置された独特な形状の十字架はかつてのブルターニュ公国の国旗の模様そのものです。
＊ブルターニュ　ブルターニュ （フランス語: Bretagne）は、フランス北西部にある地域。
かつてはブルターニュ王国、そしてブルターニュ公国という独立国だったが、1532年にフランスに併合され州となった。ブルターニュは6つあるケルト国の1つとみなされている
。時には、現在のブルターニュ地域圏と区別する目的で「歴史的なブルターニュ」（Bretagne historique、ブルターニュ・イストリック）と呼ばれることもある。
貴族や王族が使っていてもおかしくないような素晴らしい細工の品ですから、もしかしたら由緒あるその筋の方が印璽として使われていたものかもしれません。
本品はとても保存状態が良く、フルールドリス片面の2箇所のクロスパーツ（真鍮板にピンクゴールドメッキ）が欠損している以外は、特筆すべき問題点も無く、素晴らしい品です。
印台部分にはＡｎｎｅと彫られています。（きちんと今でも封蝋として使用できます。）
ネームを彫る際にフルールドリス部分が邪魔にならないよう、取り外し可能なつくりになっています。（ネジ式で着脱可能）
地金は真鍮で表面にシルバーメッキが施され、更にシルバー独特の黒ずみ（硫化）でとても良い色合いになっています。
惚れ惚れするような素晴らしい、本当に美しい品です。

【素材】
　真鍮　シルバーメッキ　真鍮にピンクゴールドメッキ
【重量】
　42.9g
【サイズ】
　84：28mm 　スタンプ部分最大幅20ｍｍ

【備考】
＊アンティークですので、経年変化による変色、汚れ、染み、傷、歪み、破損等あることがございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。
＊希少品につき各種割引対象品です。
＊高額品につき書留発送限定です。