【図柄など解説】
教会装飾を思わせる優雅な植物模様で先端が若干フルールドリス風、クロスフルーリー型に近い形状のロザリオ用クロスです。
キリスト部分は別パーツになっており、本体に接合されています。
葡萄の葉と蔓を彷彿とさせる模様が浅彫りされています。
裏面にJERUSALEMエルサレム　
メダイはとても珍しい葡萄の実の形をしており、ご存知葡萄はキリスト教においてとても重要な意味を持つモチーフです。
旧約聖書において葡萄は神に喜ばれる聖樹、メシアの到来、神の平和を象徴するとされ、またその多産性から富と繁栄をも象徴するとされています。
また新約聖書においても（ヨハネによる福音書）15章でイエス・キリストが「わたしはまことの葡萄の木」と言った事からイエス自身のシンボルとされ
ワインが聖体拝領などの宗教儀式に欠かせないものになりました。
スライド式に開き内側には片面にイエスの御心、もう片面に聖母子の絵柄が彫りこまれています。
全体の黒ずみと質感から、合金にシルバーメッキが施されていると思われます。
クロス、メダイともに彫りもきっちり細かく、磨耗も無く良い状態です。

【素材】
　合金　シルバーメッキ　真鍮（バチカン）
【重量】
　合わせて6.5g
【サイズ】
　クロス；50；31mm　メダイ；14；10mm　（どちらもバチカン除く）
【備考】　
＊アンティークですので、経年変化による変色、汚れ、染み、傷、歪み、破損等あることがございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。
＊チェーンは撮影用小物です。付属品ではございませんのでご注意下さい。