ヨーロッパで実際に使われていたアンティーク＆ヴィンテージ品です。
永い年月を経て味わいのあるお品となっております。

【図柄など解説】
携帯用の筆記具、（鉛筆）芯ホルダーです。
現（在でもデザイン用などに2mmの鉛筆芯を入れるホルダーが販売されています）
すべて真鍮製（表面にシルバー色金属メッキ）という豪華さ、ずっしりとした重みが心地よい品です。
彫りが素晴らしく、螺旋状に植物模様がかなり深くくっきりと彫りこまれています。その上にフランスで人気のノートルダム頭文字、モノグラムデザインのパーツが
ロー付けされています。
バチカンのついている取っ手部分が引き出して伸ばせる仕様になっています。更にねじりながら引きだしていくとストッパーである程度の長さで止まるようになっています。
先端の芯を入れる部分は小さな片でバネ性で芯を押さえる構造ですが、少々潰れているのと、現代売られている芯（太さ2mm）（それより小さいものは1mm）
この時代の芯はもっと細く作られていたようです。中に古い芯が詰まっているようですがどうも構造や芯のセットの仕方が見当がつかず試せていません。
携帯用鉛筆ケース同様、アンティークの芯ホルダーもジャンルとしては沢山見つかるので、珍しいものでは無いですが、
前回ご紹介した品同様に、ここまで装飾的、特にフルールドリスやノートルダム頭文字デザインのものはなかなかありそうで見つからない品で希少品です。
文房具の域を超えた芸術品としての価値は充分あるといえるでしょう。

【素材】
　真鍮　合金　シルバー色金属メッキ　シルバーメッキ
【重量】
　10.9g
【サイズ】
　55（引き伸ばし状態64）：9ｍｍ

【備考】
＊アンティークですので、経年変化による変色、汚れ、染み、傷、歪み、破損等あることがございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。
＊各種割引対象外品です