ヨーロッパで実際に使われていたアンティーク・ヴィンテージ聖品です。
永い年月を経て味わいのあるお品となっております。

【図柄など解説】
壁に飾る為の大きめ十字架です。
とても古いもので1800年代後半〜1900年代初期に作られたものです。
透かしで表現されたメタルワーク、鉛製でキリスト磔刑像を中心に、天使やキリスト教に纏わるモチーフ（棕櫚、雄鶏、剣と縄、ヤットコ、金槌、
茨の冠、聖杯、聖骸布（顔の絵柄）髑髏、など）が周囲に配置されています。
手で曲げられるほど柔らかな鉛の細工を、木材クロスの土台に打ち付けてありました、横軸はその木材が残っていますが、縦軸は欠損しています。
キリストの足元左右には本来天使が配置されていますが、左側天使の羽欠損、右側の天使も欠損しています。
この時代のものにしては欠けが少なくこれだけ細かな細工、しかも鉛製で壊れやすいものがここまで残っていたことに驚きです。
類似のクロスは以前取り扱いをしましたがこちらは更に細工が細かいバージョンです。https://labarum.ocnk.net/product/1262
この時代特有の少々デッサンが狂ったような、やや稚拙な描画表現がまた独特の面白さがあって興味深い品です。
かなり大きめで、これぞアンティーククロス。な雰囲気、強烈な存在感があります。個人宅の祭壇に飾るだけでなく、ショップのディスプレイなどにされても映えるかと思います。

【素材】
　ウッド　鉄　鉛
【重量】
　33.0g
【サイズ】
　19：10cm
【備考】
＊アンティークですので、経年変化による変色、汚れ、染み、傷、破損等ございます。画像をよくご覧頂き、ご判断、ご納得の上でのご購入をお願い致します。